平林鈴子のノート

心にうかぶとりとめのないこと

ふうりゅうよりごはん

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朝飯前に散歩行ってきたヨ

 

おはようございます

今は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」

芒種とは稲や麦の種がまかれるころ

現代の田植えは暦より早いようですね

近所の田んぼでは田植えは全て終わったようです

 

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あ 雨降ってきたヨ

 

今日は梅雨らしい天気です

どうにか、晴れ間に愛犬シロとの散歩に行けました

 

近年度々起こる豪雨は困りますが

しとしと降る雨はいいものだなと思います 

田んぼにしとしと降る雨

 そして蛙の声が風景に重なると雅致のある風景だと感じるのです

 

ただ、愛犬家にとって雨は少々厄介ですね

我が家は家の中にシロ専用トイレを設けてありますから

雨の日は散歩しません

トイレの心配はないのですが

外の空気を吸いたいだろうな

気晴らししたいだろうなと思います

それに

もしかしたら、雨でも外で排泄したいだろうか

とも考えます

 

大好きな本「陰翳礼讃」の中で谷崎潤一郎は

日本の厠は母屋から離れて、青葉の匂や苔の匂のしてくるような植え込みの陰に設けてあり生理的快感を味わう上で恰好の場所

と説明していて

「そう云う厠にあって、しとしとと降る雨の音を聴くのを好む」

とも書いているのですよね

 

名著の一節に我が家の犬の排泄事情を重ねるのは恐縮ですが

シロが風流を好む男なら

雨でも散歩に行くべきだろうかと迷う季節です

 

これを親バカというのでしょうね

 

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あのぉ 朝飯まだですか

 

 

穏やかな日曜日をお過ごしください

 

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